痛風の合併症は糖尿病や腎不全の他にも!死の割合が高い怖い病気を予防する秘訣

合併症が痛風患者の命を縮めている

痛風改善

痛風や高尿酸血症では、痛みや発作がおさまったり、これと言った症状が現れないと、ついつい治療を怠りがちになってしまします。しかし、尿酸値が高い状態を放置していると必ずと言っていいほど合併症を起こすことになります

 

合併症が多いのは糖尿病ですが、痛風も様々な合併症を起こしやすい病気なのです。

 

では、痛風の合併症にはどのような病気があるのでしょうか?
まず、体内に尿酸が増えると尿路や腎臓に尿酸がたまり、腎不全などの腎臓病や尿路結石を起こしやすくなります。また、ふうふう患者は肥満や生活習慣病を併発する場合が多いですが、これらの病気と痛風は栄養過多が原因となると言う共通点があります。栄養過多の状態が続くと高血圧症や虚血性心疾患、脳血管傷害などを発病する場合もあります。

 

虚血性心疾患、脳血管傷害、腎不全は死につながる病気です。

 

痛風患者が尿酸値を完全にコントロールできる場合とできない場とでは、その後の余命に10年の差ができると言われています。痛風患者が長生きするためには、痛風の治療をキッチリ続けると共に、合併症が出たらその治療もしっかりやることが大切です。

 

一般的な合併症

痛風結節

 

痛風発作があるのに、それを長年放置しているとあちこちの関節に尿酸が溜まってコブのようになります。この状態が「痛風結節」です。

 

痛風結節は体温の低いところにできやすく、耳たぶや足の指の関節、肘の外側等によく見られます。

 

最初は米粒や豆粒の様に小さい大きさですが、放置すると結晶がいくつも集まって、クルミやリンゴの様に大きなコブになります。それも放置していると、結節部分が破れて中から白いオカラの様なものが出て来ることがあります。

 

これが、あの尿酸結晶です。

 

結節部は尿酸発作のように炎症も痛みもありませんが、指の関節に結節ができると骨が破壊されて関節が変形して、関節の曲げ伸ばしが不自由になってしまうこともあるので、早急に治療する必要があります。

 

この場合、尿酸値を正常値に戻せば、結節はしだいに小さくなりなくなってしまいます

 

尿酸結晶の結節があれば痛風に間違いないのですが、全ての患者に結節ができることはありません。むしろできない人の方が多いのが現状です。

尿路結石

尿は腎臓から尿管、膀胱、尿道を通り排泄されます。この経路を尿路と言い尿路の何処かに結石ができてしまう病気が「尿路結石」です。尿路結石は痛風患者の10%〜30%に見られ、中には痛風発作より先に尿路結石になってしまう人もいます。

 

痛風の場合の結石は主に尿路からできていて、尿中の尿酸が多くなり結晶化して固まってしまう事で起こります。更に高尿酸血症にかかっていると、尿中のPHが酸性に傾き、腎臓や尿路に尿酸が付着しやすくなり、血液中の尿酸値が高い状態ほど結石ができやすくなります

 

尿路結石になると激しい腹痛と血尿が見られます。これは結石が腎臓・尿管と落ちていく際に、臓器を傷つけてしまうからです。痛みは通常、腹部の左右どちらかにおこりますが、結石の場所で腰や背中が痛む時もあります。

 

尿路結石はX線写真には写りませんが、超音波検査で見つけることができます。また、結石が小さい時は自覚症状も無いまま排泄されることもありますので、その時は採取して病院に持ち込み検査してもらいましょう。

腎臓病

尿酸の大部分は腎臓から排泄されます。体内に尿酸が溜まると腎臓はそれを排泄しようと働き、腎臓への負担が大きくなりキャパオーバーになると尿酸は腎臓に付着してしまいます。

 

腎臓は元々体内の老廃物や不要なものを集めて体外に排泄する働きをになっています。

 

それが、痛風や高尿酸血症を治療せずに放置すると尿酸は結石を作るだけでなく、腎臓内に溜まってしまい腎機能が低下してしまいます。このような状態を腎不全といい、老廃物を処理できなくなれば、尿毒症を併発して死に至るケースもあります。(現在は治療薬が見つかり、このケースは殆どないそうです。)

 

また、高脂血症・糖尿病・高血圧を合わせて起こしている場合は、腎臓の血管に動脈硬化が生じて、腎硬化症が起こります。

 

逆に腎臓の機能低下によって高血圧や堂宮区効果が起こり、脳・心血管障害の引き金になることもあります。

 

この様に、腎臓病やその他の合併症は相互に関係しあって発症すると考えられています。いずれも病状が悪化した場合は命に関わりますので痛風を甘く考えないようにして、最低限の対処法は理解しておいて下さい

 

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命とりになりえる合併症

これから、ご紹介する痛風の合併症は死につながる確率も非常に高いので注意が必要です。運良く一命はとり止めたとしても、後遺症や障害は残ってしまいます。

虚血性心疾患

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痛風や、その他の合併症、心理的要因が相互に作用して起こります。

 

心臓を冠のように取り巻き、心臓の筋肉に血液を送っている血管を冠動脈といいます。

 

冠動脈に動脈硬化が起こると、心臓に血液が充分に行き届かなくなり心臓の働きが悪くなって狭心症になってしまいます。更にそれが進むと血液の供給がストップして心臓が壊死する心筋梗塞になります。

 

これらの病気を虚血性心疾患と言います。

 

狭心症になると、胸が締め付けられた様な息苦しさを感じます。狭心症の発作は一過性のもので、ニトログリセリンによって抑えることができますが、狭心症患者は心筋梗塞の予備軍でもあるので、充分な注意が必要です。

 

更に心筋梗塞になると死を直感するような激しい胸の痛みに襲われます。そうなると、早期に専門医による治療を行わないと、命を落とす危険すらあります。

 

狭心症心疾患は動脈硬化からはじまります。

 

健康な人の動脈の壁は、弾力性のある筋肉細胞でできています。しかし、この壁にコレステロール等の脂肪がたまったり、弾力のない繊維が増えて来たりすると、動脈は硬く厚くなるため、血栓ができて血液の流れが悪くなります。これが動脈硬化の状態です。

 

動脈硬化は程度は違いますが、加齢によって誰でも起こる現象です。しかし、善玉コレステロールの減少、肥満、高脂血症など痛風にからむさまざまな危険因子を持っていればいるだけ、動脈硬化の進行も早くなります。特に尿酸そのものが動脈硬化を促進することもわかってきました。

 

また、心理的な要因も侮れなく、せっかちでいつも時間に追われたり、競争心が旺盛、怒りやすいどちらかと言うと「攻撃的な性格の人の行動パターン」は虚血性心疾患の危険因子とされています。

 

何故ならこのタイプの人はストレスを抱えやすく、ストレスは交感神経を興奮させて、血圧の上昇や心拍数の増加がおこるからです。

 

この様な攻撃的な性格の人は行動パターンを変えない限り、痛風を患っている場合は冠動脈への負担は高くなり、虚血性心筋梗塞を併発してしまいます。

 

高血圧、糖尿病、高脂血症、高尿酸血症、肥満、そして攻撃的な性格それぞれが痛風とも関係が深く、それぞれが相互に影響しあって虚血性心疾患をまねきます

 

痛風患者は、虚血性心疾患になる原因を複数持っている場合が多く、虚血性心疾患で死亡する確率は健康な人の2倍から数倍にのぼると言われていますので、自分がどんな危険因子を持っているのかを理解した上で、一つでも減らすようにしましょう。

脳血管障害

 

脳の血管に動脈硬化が起こると危険

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脳血管障害とは、脳の血管に障害が起こる病気で、脳梗塞や脳出血、くも膜下出血などがありますが、なかでも痛風と関係が深いのは脳梗塞です。

 

心臓の場合と同じ様に、脳の血管の動脈硬化が進むと脳に血液が行き届かなくなり、血栓ができて血管がつまると、そこから先の組織が働かなくなります。この状態が脳梗塞です。脳梗塞では、頭痛やめまい、手足のしびれやまひがみられ、意識がなくなったり、死に至る事もあります。

 

脳梗塞の原因は糖尿病、高脂血症、高尿酸血症、肥満による動脈硬化、高尿酸血症による血液の粘性化、凝固性の亢進が考えられることから、痛風や高尿酸血症の人は脳血管に障害を起こしやすいと言われます。また、心筋梗塞を起こしたことのある人は血栓ができやすく、これが脳の血管にできると脳梗塞を起こしやすくなります。

 

脳の血管障害は命に関わる重大な病気です。運良く死を免れても、片麻痺や痴呆、言語障害、四肢運動障害などの後遺症に悩まされる事もあります。痛風や高尿酸血症の人は、尿酸コントロールの治療をキチンと続けて、合併症の予防と治療に努めることが、脳血管障害の予防につながります。

 

何らかの症状がみられる場合は、早目に脳のCTやMRIと言った精密検査を受けることをオススメします

 

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