痛風は自己管理しなければならない病気!痛風治療で大切な3つの柱とは

痛風は自己管理が必要な病気

痛風は自己管理しなければならない病気!痛風治療で大切な3つの柱とは

痛風の治療を続けるには、患者自身が病気をよく知り、自己管理を徹底しなければいけません。

 

医師は治療法を提示して、生活改善の仕方をアドバイスしてくれますが、それをきちんと守って実行できるかは患者の自己管理にかかっています。

 

痛風になる人、なりやすい人は「肥満」、「大量飲酒」、「過食、偏食」、「ストレス過剰」と言った病気の原因となる要素をいくつかあわせ持っているものです。

 

まずは、このマイナス要因を自己管理することで一つ、一つ取り除かなければいけません。また、定期的に通院して検査を受けたり、処方された薬を正しく飲むことも大切です。勝手に判断せず薬物療法と食事療法を同時進行で進めて行きましょう

 

痛風と闘うために、通院と検査、薬の服用、食事や生活習慣の改善など注意して控えなければならないことや逆にやらなければならない事が沢山あります。

 

中でも、まず生活習慣を見直してみましょう。

 

生活習慣の自己管理 三本柱

生活習慣の改善は、痛風の治療だけでなく、糖尿病や高血圧などの様々な合併症を予防する意味でも重要です。

 

ただ、長年に渡ってしみついた生活習慣や食習慣を改めるのは、並大抵のことではなく、「何としても変えてやる」という強い意志と努力が必要です。

 

日常生活で自己管理のポイントは3つです。
運動

 

1.適度な運動をする

現代人の多くは運動不足の傾向で偏った食生活とともに生活習慣病の大きな原因になっています。

 

適度な運動は体内の新陳代謝を促し、体の免疫機能も活性化させるので、尿酸コントロールのためにも、またその背景にある肥満や生活習慣病の改善にも運動療法は有効です。

 

ただし、全ての運動が痛風に良いわけではなく、急激で激しい運動は、体内の酸素不足をきたし、尿酸の生成を促進することになりかねません。また、同時に疲労物質である乳酸を増やしてしまいます。筋肉に乳酸が増えると、尿酸の排泄が抑制されて結果的に尿酸値は高くなって悲惨なことに

更に炎天下での運動は、大量な発汗で血液が濃縮される結果、尿酸値が上昇し、尿路結石もできやすくなります。このため、激しい運動後に痛風発作が起こりやすくなるんです

 

良く言われているので聞いたことがあると思いますが、長時間、少し息が弾む程度の有酸素運動をオススメします。

 

まずは、自分に合った運動を選ぶべきで、長く続けるコツは「苦痛を感じること無く、楽しく、一人でもできるもの」を選ぶようにします。

 

例えば、散歩や体操、ウォーキング、ジョキング、水泳、サイクリング。相手がいればテニスやキャッチボールなどもいいでしょう。

 

ゆったり運動をして、心地よい汗をかくことはストレスの発散にもなります。ただ、運動中の水分補給はしっかり行い、体調が悪い時は無理をしないようにして下さい。

 

有酸素運動は工夫次第で何処でもできますので、生活の一部に採り入れてみましょう。

2.食生活の改善

食事療法は家族との連携が大切です

 

痛風の自己管理の中で最もウェイトをしめる食事療法は痛風の治療には欠かすことのできないものですが、薬物療法のように医師に従ってさえいればいいものとは違います。

 

医師は食事療法のポイントは指導してくれますが、実践するのは患者本人です。その際に、メニューを考えたり、カロリーや成分を計算するのは患者やその家族です。

 

食事療法を改善させる秘訣は「神経質になりすぎない」ことです。

 

初めのうちは食品成分表でカロリーや成分を計算しなければなりませんが、過程で100%正確に測ることは不可能です。なので、医師の指導の方向性さえ抑えて少々あいまいになっても続けることが大切です。

 

痛風の食事療法の目的は「肥満の解消」「尿酸コントロール」「尿路管理」の3つです。

 

具体的なポイントは「動物性脂肪を摂りすぎない」「アルコールを控える」「塩分を控える」「エネルギーを摂りすぎない」と生活習慣病と被りますが、痛風の場合はここに更に2つ追加して「水分をたっぷり摂る」「プリン体を多く含む食品は摂りすぎない」になります。

 

あまりに制限しては栄養バランスを崩しがちなので、あまり厳しく制限せずに栄養バランスの取れた食事を摂ることを優先しましょう。

 

痛風になる人は総じてエネルギーを摂りすぎていますが、食事習慣もその原因です。

 

食べ過ぎの原因になる「ながら食い」「早食い」はやめて、1日3食しっかり摂り、食事はよく噛んでゆっくりと腹八分を心掛けましょう。

3.ストレス発散

ストレスを感じると尿酸値は上昇する

 

ストレスと尿酸値の関係はハッキリ解明されていませんが、ストレスがかかると尿酸値は上昇する傾向が強いです。

 

その理由は定かではありませんが、一説ではストレスがかかると代謝が活発になって尿酸の産生が増加し、尿酸の排泄が抑制されるので尿酸値が上昇するのではないかと言われています。しかもストレスを感じると尿酸値ばかりではなく、コレステロールも血圧も上昇します

 

実際に仕事をバリバリこなす会社人間タイプの人は痛風になりやすく、残業が何日も続いたり大事な会議や大きな商談の前夜に突然発作に襲われることもよくある話です。過去にも名横綱が場所前日に痛風発作を起こしたり、プロ野球の監督が日本シリーズの前夜に発作を起こしたと言う有名なエピソードもあります。

 

ただ、痛風の発症世代の40代以降の人は責任ある仕事をバリバリこなさなければならない世代で、ストレスを感じない生活をと言っても無理な話でしょう。そこで、ストレスをピークまで溜めない工夫をしたいものです。

 

それには、自分の体調に正直になること。

 

疲れた時は躊躇せずに休んだり、精神的に疲れた時はむしろ積極的に体を動かして発散させます。

 

休日は普段使っている「頭」を休ませ、逆に使っていない体を使うようにします。温泉地に小旅行に行ったり、趣味に没頭してみたりととにかく、リフレッシュします。

 

ストレス発散と言って暴飲暴食に走る方もいますが、痛風の改善には逆効果です。同じ様に「仕事は忙しくて休めない」と無理する人もいますが、発作がひどければ必然的に会社も休まないといけなくなります。

 

うまく仕事を調整してゆとりを持つことも大切なことです。

 

痛風は自己管理しなければならない病気!痛風治療で大切な3つの柱とは

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